PET-CTがん検診

2017年10月20日 maki (閲覧数:11936)

高画質・低被爆、検査時間の短縮

 真木病院のPETセンターは、群馬県の民間施設で初めての「陽電子断層撮影装置PET」を配備した最先端の画像診断機器と技術を兼ね備えた「がん総合画像診断」を可能にした医療施設です。

PETセンターの主な設備

PETCT装置(ポジトロン-X線断層装置)

 この検査機器は、苦痛なく短時間に、しかも従来の診断機器では検出できないような比較的小さな「がん」の発見が可能となる最先端の医療機器で、一度に全身の比較的小さな「がん」の発見が可能なPET装置と、「がん」の形態や位置の情報を得るために必要なCT装置を合体させたものです。この検査機器での「がん」の発見率は、従来に比べで約20倍向上(調査文献による)しました。
※検査に際しては検査薬を注入します。(主として静脈)

 真木病院では2019年5月、新技術「LightBurst Detector(ライトバースト ディテクター)」を搭載したPET-CT「Discovery IQ(ディスカバリー アイキュー)」(GE Healthcare製)の運用を本格化いたしました。
 「LightBurst Detector」は微小な集積を短時間で捉えることができる新技術で、画質の向上とともに検査時間の短縮、低被ばくを実現する新技術です。「Discovery IQ」には「LightBurst Detector」のほか、「Q.Clear(キュークリア)」が搭載されており、治療前後の効果の検証や新たな治療法への迅速な切り替え判断などに役立つと考えられています。

MRI装置(磁気共鳴画像撮影診断装置)

 MRIは、X線の代わりに強力な磁気を用いて全身の断層像を映し出す装置です。磁気を用いるため放射線による被ばくはなく、縦横ななめとさまざまな方向からの立体的で動態的な画像を得ることができます。そのため、全身のどの部分でも撮影することが可能。当センターでは、詳細な検査結果を得るためにPET-CTと組み合わせて使用します。

80列/160スライスCT装置

 2016年11月4日よりCT検査を上記新機種(80列/160スライスCT装置)にて行ないます。80列/160スライスCT装置「PRIME Aquilion Focus Edition」(東芝)は最新の被ばく低減技術や金属アーチファクト低減技術を標準搭載。東芝独自のAIDR 3Dにより高画質はそのままに、最大約75%の被ばくを低減。小児から高齢者まで全ての患者さんの負担を軽減を実現しました。

SPECT装置(単一光子エミッション断層装置)

 静脈注射後の放射性医薬品の体内分布を調べるための装置です。脳や心筋、骨の機能の検査や病巣の検出に優れています。当センターでは、詳細な検査結果を得るためにPET-CTと組み合わせて使用します。
 

  1. PET-CTがん検診とは
  2. 費用と検査項目
  3. PET-CT検査費用を割り引ける理由
  4. はじめてPET
  5. 見つけやすいがん・見つけにくいがん
  6. 設備
  7. 医療保険対象疾患
  8. 受診時の注意
  9. お支払いについて
  10. インターネット予約

お問い合わせ・ご予約は、PETセンター TEL.027-363-8558で承ります。