最新の高血圧治療
2015年10月16日
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永尾俊弘Dr.
真木病院は2015年10月1日、高崎ビューホテルで、医療法人真木会真木病院副院長で医学博士の永尾俊弘による健康講座「最新の高血圧治療」を開催いたしました。
永尾副院長は群馬大学医学部大学院卒業後、群馬大学医学部第二内科に入局し、臨床高血圧及び二次性高血圧ことに内分泌性高血圧(副腎)の研究に尽力しました。
当日は日本人間ドック学会のガイドラインや真木病院での治療の成果など、詳しい数値を元に高血圧症の認識や、治療に関する思い込みを払拭する目からウロコの講義を披露し、聴講者をうならせました。
日本人の平均寿命は年々高くなり、現在は男性80.50歳、女性は86.83歳となっています。死因のトップはがんですが、2位の心疾患、3位の脳血管を足した数字はがんの30%に近く、高血圧の合併症である心筋症や脳卒中が含まれます。
永尾副院長は「平均寿命を生きるためには高血圧の治療が欠かせない。食生活の改善や運動で下がる数値は限られており、薬を飲むことが大事」と言います。加えて、「120以下に抑えるといいとされるが、後期高齢者になると120以下で疾病の発生が増えることがわかっているため、真木病院では年齢に応じた高血圧治療を行なっている」と治療の成果を示しました。
健康講座は年2回、春と秋に開催しております。どなたでもご参加いただけますので、ご興味をお持ちの方はお気軽にお問い合わせください。